国内助成プログラム
2016年度国内助成プログラム
テーマ:「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ ―地域に開かれた仕事づくりを通じて」
プログラムの趣旨
トヨタ財団の国内助成プログラムでは、若い世代とともに地域課題解決に向けて多様な主体が参加する仕事づくりや、事業の担い手となる人材を育てるプロジェクトに対して助成を行う「そだてる助成」を公募いたします。そうした仕事やその担い手が地域で育つことにより、それぞれの地域に適した持続可能で人々が幸せを実感できるコミュニティが築かれることを期待しています。
また、本年度は上述の「そだてる助成」に加え、地域課題の発掘や事業の実施に向けた調査および事業戦略の立案に対して助成を行う「しらべる助成」の枠組みを新設します。
選考委員長選後評
2016年度国内助成プログラム選後評
なお、これ以前のものに関しましては、年次報告書をご覧ください。
2016年度国内助成プログラム「しらべる助成」対象一覧
下記の一覧は、2017年3月23日当財団理事会決定時の情報です。
助成番号 | 企画題目 | 代表者 | 団体名 | 助成金額(万円) |
D16-LR-0027 | インフォーマル支援のリアル ―実践から深める地域支え合いの新たな形 | 篠田 奈保子 | (一社)北海道セーフティネット協議会 | 100 |
D16-LR-0030 | 企業の廃材・端材の有効活用 ―廃材・端材は学校の教材になる! | 男澤 誠 | 一般社団法人横浜もの・まち・ひとづくり | 100 |
D16-LR-0031 | コンビニバス運営 ―買い物弱者を支えるバス停コミュニティ創生の可能性 | 杉田 恵子 | NPO法人フューチャー北海道 | 100 |
D16-LR-0044 | 双方向の居場所づくり ―関係性の貧困解消へ | 陣内 雄次 | 特定非営利活動法人宇都宮まちづくり市民工房 | 100 |
D16-LR-0066 | 福祉現場で企業人が活躍 ―副業規制緩和による新たな就労機会の創出 | 中村 正 | NPO法人きょうとNPOセンター | 100 |
D16-LR-0076 | Uターンの問題構造見える化 ―関の若者が戻って住み続けられるまちへ | 北村 隆幸 | 特定非営利活動法人せき・まちづくりNPOぶうめらん | 100 |
D16-LR-0088 | 雑穀の村復活への可能性調査 ―農家と交流者とのモデル的栽培体制の構築 | 長田 容子 | 雑穀の村復活プロジェクト | 100 |
D16-LR-0095 | 地域の「知恵の実」拾い ―空き家利用・共生型地域福祉拠点整備調査 | 谷井 貞夫 | NPO法人北見NPOサポートセンタ | 100 |
D16-LR-0123 | 持続可能な自活する地域へ ―離島コミュニティの世代間バトンリレ | 大山 路子 | しまらぼ | 65 |
D16-LR-0128 | 芦生集落まるごと資源調査 ―多様な人が往来する環境保全型地域の創出へ | 井栗 秀直 | 特定非営利活動法人芦生自然学校 | 100 |
D16-LR-0129 | 人と猫の共生を図る地域猫活動 ―新しいコミュニティ作りを目指すステップ | 廣畑佐知子 | NPO法人岡山ニャンとかし隊 | 100 |
D16-LR-0132 | 嬬恋コミュニティ物流構築 ―過疎・中山間地域で生活支援物流システム | 市村 憲一 | 特定非営利活動法人 浅間山麓国際自然学校 |
100 |
D16-LR-0144 | 未来のふるさとづくり ―空き家と棚田を活用した準村民制度の検討 | 遠山 真治 | 一般社団法人高根コミュニティラボわぁら | 100 |
D16-LR-0161 | 「GH」+「アパート」 ―自閉症スペクトラム者の住居の選択肢調査 | 中村 祥子 | NPO法人グループゆう | 100 |
D16-LR-0172 | 若者自殺対策の担い手になりうる地域の社会資源調査 | 伊藤 次郎 | 若者自殺対策全国ネットワーク | 100 |
D16-LR-0175 | 被災者支援員という地域人財 ―支援員の役割が住民に与えた影響と可能性 | 布田 剛 | 特定非営利活動法人地星社 | 100 |
2016年度国内助成プログラム「そだてる助成」対象一覧
下記の一覧は、2017年3月23日当財団理事会決定時の情報です。
助成番号 | 題目 | 代表者氏名 | 団体名 | 助成金額(万円) |
D16-L-0011 | 「サンソンプロジェクト」 ―次世代につなぐ里山のなりわいづくり | 石沢 達雄 | 山内南共助連合会 | 600 |
D16-L-0019 | 若者と動物の共生事業 ―困難を抱える若者と目指す「殺処分ゼロ」 | 守随 智子 | 困難を抱える若者と 殺処分ゼロ推進委員会 |
800 |
D16-L-0033 | ローカルフードサイクリング―生ごみを野菜にかえるサービスの構築 | 平 由以子 | 特定非営利活動法人循環生活研究所 | 761 |
D16-L-0089 | LGBTの子どもも育つ東京 ―学校で支援/理解普及を担う教職員養成 | 藥師 実芳 | 特定非営利活動法人ReBit | 626 |
D16-L-0128 | 地域循環型移住プロジェクト「多様な人材が継承するまちづくりへの挑戦」 | 高橋 由佳 | 一般社団法人イシノマキ・ファーム | 900 |
D16-L-0140 | 地域に高校生のつながりを ―定時制高校中退予防プロジェクト | 今井 紀明 | 認定NPO法人D×P(ディーピー) | 600 |
D16-L-0149 | 地域の通いの場の担い手育成 ―松戸の介護予防を促進するコミュニティの力 | 呉 哲煥 | 特定非営利活動法人CRファクトリー | 530 |
D16-L-0182 | 定住化支援と災害からの復興 ―保育、仕事、居住の改善と異文化交流の促進 | 横田 能洋 | 茨城NPOセンター・コモンズ | 600 |
D16-L-0199 | 高齢者の健康見守りサービス ―潜在介護士が離れて暮らす親子を支える | 橋本 大吾 | 一般社団法人りぷらす | 838 |
D16-L-0230 | 教育型下宿での観光業再生 ―学びと探究による地域人材育成を目指して | 瀬下 翔太 | 教育型下宿による観光業再生プロジェクト | 700 |
一般枠(しらべる助成・そだてる助成)概要
詳細につきましては「募集要項」をご覧ください。
応募受付期間 | 2016年9月1日(木)〜9月30日(金)15:00 |
助成総額 | 1億円(しらべる助成・そだてる助成合計) |
助成カテゴリー | A.しらべる助成 地域課題の発掘やその解決のために必要な調査、および事業戦略の立案など本格的に事業を実施する前の調査を目的としたプロジェクトへの助成 B.そだてる助成 地域課題解決に向けた事業の立ち上げ、実施、拡大ならびにそうした事業の担い手となる人材を育てることを目的としたプロジェクトへの助成 |
助成額 | 実施内容と申請額に基づき、選考委員会で決定された金額 A.しらべる助成:上限 100万円/件 B.そだてる助成:上限なし(2015年度実績2年間で平均597万円) |
助成期間 | A.しらべる助成 2017年4月1日から2017年9月30日(半年間) B.そだてる助成 2017年4月1日から2019年3月31日まで(2年間) |
対象となる組織 | 運営の中心となる組織の法人格の有無・種類は問いません |
助成の決定 | 外部有識者によって構成される選考委員会の書類審査を経て、2017年3月に開催予定の理事会にて決定 |
応募について
応募の手順は以下の通りです。
1.下記バナーをクリックして「Web 応募ページ」に進み、名前、メールアドレス、パスワードを入力し応募エントリーをしてください。
2.応募エントリー登録完了 応募エントリー時にご登録のE メールアドレス宛てに応募者専用ページURL を通知します。
3.応募者専用ページにログインし、基本情報シート(Excel)、企画書(Word)※をダウンロードします。
※下記に掲載したものと同じ内容ですので、下記でダウンロードしたものをご提出いただいても結構です。
4.基本情報ならびに企画書の各項目を記入してください。
5.応募者専用ページから基本情報ならびに企画書を送信(アップロード)してください。
6.応募完了! 応募エントリー時にご登録のE メールアドレス宛てに、応募完了の旨を通知をお送りします。
ご参考までにご提出いただくフォームの見本を掲載いたしますので、事前にご確認ください。
A.しらべる助成
【A. しらべる助成】
・募集要項(493KB)
・基本情報(72KB)
・企画書(47KB)
B. そだてる助成
【B. そだてる助成】
・募集要項(493KB)
・記入ガイド(317KB)
・基本情報(72KB)
・企画書(99KB)
公募説明会報告
9月1日 NPO・地域づくりのための社会調査入門講座+国内助成プログラム公募説明会
参考図書:成果報告書「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ ―地域に開かれた仕事づくりを通じて」
2015年度活動助成成果報告にあわせて、2016年度国内助成プログラム「しらべる助成」にて助成させていただいた16件のプロジェクトと、「東日本大震災特定課題」にて助成させていただいた7件のプロジェクトについて紹介しています。
東日本大震災特定課題
プログラムの趣旨
「復興公営住宅における良好なコミュニティづくり―話し合い、知恵出し、そして共に汗をかくことによる共用スペースの上手な利用によって」をテーマとして、共用スペースを上手に使うことについて、自治会役員とNPOを始めとする外部支援団体のコラボレーションで成功したモデル事例づくりとその発信を求めます。またそれによって、そのモデル事例の周辺地域の復興公営住宅のコミュニティづくりが加速されるようなプロジェクトへの助成を行います。
選考委員長選後評
2016年度東日本大震災特定課題
これ以前のものに関しましては、年次報告書をご覧ください。
2016年度国内助成プログラム東日本大震災特定課題助成対象一覧
下記の一覧は、2017年3月23日当財団理事会決定時の情報です。
助成番号 | 題目 | 代表者氏名 | 実施団体名 | 助成金額 (万円) |
D16-E-0001 | 名取美田園北町内会コミュニティづくり事業「新たなコミュニティを育て、世代交代しながら住み続けられる地域の創出をめざす」 | 庄司 則雄 | 名取元気コミュニティ応援団 | 394 |
D16-E-0003 | プレーパーク活動を通した子どもを中心においたコミュニティ作り | 柴田 滋紀 | 特定非営利活動法人にじいろクレヨン | 400 |
D16-E-0004 | 南三陸町復興公営住宅自治会 運営力向上支援事業 -自治会が地域資源を活かしながら自立し、たくましく活動を展開していくために- | 後藤 一磨 | 一般社団法人復興みなさん会 | 380 |
D16-E-0005 | 災害公営住宅における居場所の創出にむけた共用部の利用促進プログラム | 飯塚 正広 | 特定非営利活動法人つながりデザインセンター・あすと長町 | 388 |
D16-E-0006 | 石巻市蛇田地区復興公営住宅における「これは使える!!集会所」コミュ二ティー形成プログラム | 増田 敬 | 一般社団法人石巻じちれん | 399 |
D16-E-0008 | 「種」で生まれる人のつながりプロジェクト | 白旗 成典 | 特定非営利活動法人おおさき地域創造研究会 | 400 |
D16-E-0010 | 出張スマートクラブ ―災害公営住宅における健康づくり・仲間との交流の場づくり | 鵜浦 章 | 特定非営利活動法人りくカフェ | 108 |
東日本大震災特定課題概要
詳細につきましては「募集要項」をご覧ください。
応募について
- 募集期間 2016年11月9日(水)〜12月9日(金)12:00(日本時間)
- 助成金額総額 3,000万円
- 1件当たりの助成額 上限400万円(実施内容と申請額に基づき選考委員会にて決定)
- 助成期間 2017年4月〜2018年3月(1年間)
- 募集要項はこちら(441KB)からご覧いただけます。