国内助成プログラム
2015年度国内助成プログラム
テーマ:「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ ―地域に開かれた仕事づくりを通じて」
プログラムの趣旨
トヨタ財団の国内助成プログラムでは、昨年に引き続き若い世代とともに地域に開かれた仕事づくり(※)に取り組む事業やそうした仕事の担い手となる人材を育てる事業に助成をします。仕事が地域で育つことにより、それぞれの地域に適した持続可能で人々が幸せを実感できるコミュニティが築かれることを期待しています。
※なお、本プログラムで考える「地域に開かれた仕事」とは、地域課題の解決につながり、自分も地域も、今も未来も幸せにする仕事です。具体的には、
1. 地域内外の多様な人々の参加のしくみや交流機会が組み込まれた仕事
2. 地域資源を活用し、新たな事業モデルの実現につながる仕事
3. 従来の市場サービスでは提供できない価値を地域に与える仕事、などを指します。
選考委員長選後評
2015年度国内助成(一般枠)プログラム選後評
なお、これ以前のものに関しましては年次報告書をご覧ください。
※下記の一覧は、2016年3月15日現在の情報です。
2015年度国内助成プログラム(検証・提言助成)助成対象一覧
過去に当財団地域社会・国内助成プログラムで助成を受けたプロジェクト・チームのみを対象とし、実施したプロジェクトの成果やその後の展開などについて検証、それを踏まえて類似の地域や社会全体への提言をまとめ、発信する企画に助成します。(日本国内対象)。
助成番号 | 企画題目 | 代表者氏名 | プロジェクトチーム名 | 助成金額(万円) |
---|---|---|---|---|
D15-LA-0008 | 島しょに移住し就学就労する若者の自立支援 | 青木 健 | ブルーミングネットワーク | 234 |
D15-LA-0009 | 「高校生レストランプロジェクトの成果の検証」と「新たな事業展開の実証」を踏まえた提言とりまとめ事業 | 藤井 絢子 | 「つくるぞ!郷土色いっぱい高校生レストラン・プロジェクト」チーム | 280 |
D15-LA-0010 | 奇跡の清流の流れるまち・仁淀川町発! | 押岡 徳子 | によどの | 300 |
D15-LA-0014 | 地域で守る妊婦の安心プロジェクト -保健師・助産師の挑戦 | 野中 涼子 | 地域で守る妊婦の安心プロジェクトチーム | 186 |
助成概要
詳細につきましては「募集要項」をご覧ください。
応募受付期間 | 本年度の公募は締め切りました。 2015年9月1日〜9月30日15時 ※システムトラブルに伴い10月7日15時締切に変更いたしました。 |
助成期間 | 2016年4月1日から2018年3月31日まで(2年間) |
対象地域 | 日本国内 生活圏である市区町村自治体以下の範囲を主たる活動地として実施されるプロジェクトを対象としますが、市町村境や県境、他地域との連携による取り組みも対象となります。 |
助成総額 | 1億円(一部、検証・提言助成※1を含む) |
助成の対象となるプロジェクト | ・地域の担い手となることを目指す若者が地域住民とともに地域課題の解決につながる新たな仕事づくりに向けて実施するプロジェクト ・地域で活動するNPOなどの組織が、地域課題の解決につながる仕事の未来の担い手を育成するプロジェクト(なりわい塾・研修プログラム) |
助成額 | 実施内容と申請額に基づき、選考委員会で決定された金額 (2014年度助成額実績:2年間で平均429万円/件) (2014年度助成件数実績:一般20件、検証・提言6件) |
応募の要件 | ・申請内容が本助成プログラムの趣旨に合致すること ・プロジェクトチームによる2年間の事業であること ※2 ・住民、NPO、行政、企業、教育機関など多セクターの参加があること ・地域の多世代の参加があること(40代迄の若者の参加は必須) ・事業に対する他地域の人や組織による協力があること |
選考基準 | 上記、応募の要件を満たした上で下記の選考基準に従って審査を行います。 【事業の必要性】事業が地域や社会の課題解決にとって有効であるか。また、新たな課題の発見や啓発につながるか。 【実現可能性】地域の現状把握が十分か。目標と計画が具体的か。チームの体制・役割分担、ネットワーク、予算などのリソースが適切か。 【継続性】プロジェクト終了後に事業を継続して運営するための組織体制や計画が具体的に想定されており継続性が期待できるか。 【波及効果】プロジェクトの成果が長期目標(めざす地域の姿)の実現へ寄与することが期待できるか。他地域などへの波及効果が期待できるか。 |
助成の決定 | 外部有識者によって構成される選考委員会の審査を経て、2016年3月に開催予定の理事会にて決定 |
- 【募集要項】2015年度国内助成プログラム(活動助成)(359KB)
- 【記入ガイド】2015年度トヨタ財団国内助成プログラム(基本情報・企画書)(523KB)
- 【募集要項】2015年度国内助成プログラム(検証・提言助成)(126KB)
活動助成
検証・提言助成<過去の助成対象者限定>
2015年度の公募は締め切りました。ご参考までにご覧ください。
参考資料
成果報告書「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ ―地域に開かれた仕事づくりを通じて」
2015年度国内助成プログラムにて助成させていただいた2018年3月末にまで事業が完了した10件のプロジェクトの成果報告書を作成いたしました。
東日本大震災特定課題
選考委員長選後評
2015年度東日本大震災特定課題選後評
なお、これ以前のものに関しましては年次報告書をご覧ください。
2015年度国内助成プログラム東日本大震災特定課題助成対象一覧
助成番号 | 題目 | 代表者氏名 | 実施団体名 | 助成金額(万円) |
---|---|---|---|---|
D15-E-0001 | 災害公営住宅における住民主体のコミュニティ形成モデルづくり事業 | 長谷川秀雄 | (特活)3.11被災者を支援するいわき連絡協議 | 780 |
D15-E-0003 | 住民が居心地の良いコミュニティを自分たちの手でつくることを目指してー釜石市復興公営住宅の自治会運営支援ー | 伊瀬 聖子 | カリタス釜石「安心コム」 | 850 |
D15-E-0005 | 災害公営住宅と周辺地区との橋渡し支援事業 ー災害公営住宅入居者の活動が地域全体のまちづくり活動へと発展して行くための環境整備事業 | 後藤 一磨 | 一般社団法人復興みなさん会 | 350 |
D15-E-0006 | DANDANふるさとプロジェクト2.0 ー支援を受ける側から地域住民へ | 白旗 成典 | 特定非営利活動法人おおさき地域創造研究会 | 240 |
D15-E-0008 | 住民が主役の『(新蛇田地区)のぞみ野まちづくり』応援プロジェクトーコミュニティの基盤となる住民自治組織形成支援ー | 増田 敬 | 石巻仮設住宅自治連合推進会事務局 | 780 |
東日本大震災特定課題助成概要
詳細につきましては「募集要項」をご覧ください。
「入居者自らの力による復興公営住宅におけるコミュニティづくりを目指して」をテーマとして、復興公営住宅入居者の方々が、地元コミュニティの重要な担い手として自立し、そして積極的な役割を果たすことへ向けた支援について、先導事例づくりとその発信に対して助成を行います。
- 助成予定金額 3,000万円
- 1件当たりの助成額 上限1000万円
- 助成期間 2016年4月1日から1年間
応募について
- 募集要項はこちら(291KB)からご覧いただけます。