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イベント等のお知らせ

10/21〜10/24 「尊厳概念のアクチュアリティ-尊厳概念の定着した日本社会の構築に向けて」開催のお知らせ(研究助成プログラム)

情報掲載日:2016年10月13日


プログラム研究助成プログラム

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助成対象プロジェクト「(認知症患者を含む)高齢者ケアの現状を踏まえた高齢者の尊厳の比較文化的研究とそれにもとづく福祉社会の新たな可能性の探究」(代表者:加藤泰史氏、D14-R-0798)より、ワークショップ(@東京)開催のお知らせが届きましたので、ご案内いたします。

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「尊厳概念のアクチュアリティ-尊厳概念の定着した日本社会の構築に向けて」


■趣旨
2016年10月21日(木)〜24日(月)、東京都国立市の一橋大学で「尊厳概念のアクチュアリティ」をめぐる国際ワークショップを開催します。

特に22日(土)(13:00〜)は広く市民に開放した一橋大学政策フォーラムが開催されます(如水会百周年記念インテリジェントホール)。

日本国憲法24条に「個人の尊厳」が規定され、それは憲法の基本原理の一つと理解されています。しかし、この概念がどこまで日本社会の中で定着しているのかはいささか疑問でもあります。
それは、ヨーロッパではドイツなどのようにギムナジウム(日本の中学・高校に相当する)で「尊厳」の概念史を学ぶ国もあるのに対して、日本では未だに「尊厳」の概念史すら構築されていないことからです。
ただその一方で、厚生労働省のHPで「地域包括ケア」に関連して「高齢者の尊厳」が謳われたり、悲惨な出来事であった相模原殺傷事件の後に障がい者団体や識者によるコメントの幾つかには「尊厳」に関する言及もあったりしてこの概念が様々な場面で意識に上りつつあるのもまた事実です。
私たちはトヨタ財団から研究助成を受けながら、「尊厳」の概念を単なる綺麗事に終わらせるのではなく、市民が様々な抑圧や差別などに対して対抗する規範的言説へと練り上げる研究を継続しています。
今回は「高齢者の尊厳」を一つの焦点としながら「尊厳」が問題となる日本社会の様々な場面に即して問題提起してみたいと思います。

■日時:2016年10月21日(木)〜24日(月)

■場所:
​・フォーラム(10/22)如水会百周年記念インテリジェントホール(東京都国立市中2-1西キャンパス構内)
・国際ワークショップ(10/21・23・24)一橋大学佐野書院(東京都国立市中2-17-35)

※ファーラムのお申込みは、①ご芳名(フリガナ)、②ご所属(企業名等)、③連絡先(E-mail)を明記の上、下記アドレスにてお申込みください。

E-mail:yasushi.kato@r.hit-u.ac.jp   定員(100名)になり次第、締切とさせていただきます。

■問い合わせ先
一橋大学大学院社会学研究科
TEL : 042-580-8213 E-mail : info@soc.hit-u.ac.jp

※当日のプログラム等の詳細につきましては、添付のチラシをクリックしてご覧ください。

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