財団からのお知らせ
2/28国際シンポジウム「アジアの高齢化と周辺課題―実践現場の対応策を共有する―」開催のお知らせ(国際助成プログラム)
情報掲載日:2017年1月26日
本シンポジウムを含むソウル訪問のレポートはこちら
公益財団法人トヨタ財団は、韓国のウォルゲ総合社会福祉館と共催で、2月28日(火)午後に、国際シンポジウム「アジアの高齢化と周辺課題―実践現場の対応策を共有する―」をコリアナホテル(ソウル)にて開催します。
「アジアの共通課題」を主要テーマに掲げるトヨタ財団国際助成プログラムでは、「高齢化社会」を助成領域のひとつとし、東アジアと東南アジア地域の実践者や研究者の交流と学び合いに対して助成を行ってきました。
本シンポジウムでは、日本、韓国、中国、タイ、ベトナム、シンガポールの研究者と現場の実践者が、各国が直面している高齢化問題への対応について報告します。パネルディスカッションや参加者との議論を通じて知見を共有し、それぞれの国や地域での政策や取り組みに活かすためのヒントを探ります。
韓国語のウェブサイトはこちら
【シンポジウム概要】
日時 2017年2月28日(火) 14:00~17:30 (13:30開場)
場所 コリアナホテル 2階 ダイヤモンドホール(韓国・ソウル)
言語 日本語、韓国語、英語(同時通訳あり)
定員 80名(先着順)
参加費 無料
共催 ウォルゲ総合社会福祉館、トヨタ財団
【参加申込】 下記までEメールをお送りください。
件名:シンポジウム「アジアの高齢化と周辺課題」
宛先:崔仙姫(チェソンヒ) seonhee.choi@gmail.com
【シンポジウムに関するお問い合わせ】
トヨタ財団国際助成グループ
メール:asianneighbors@toyotafound.or.jp
電話:03-3344-1701
【プログラム】
14:00 開会挨拶 申 榮子(ウォルゲ総合社会福祉館館長)
キーノートスピーチ「アジアと韓国の高齢化をどうみるか」
金 成垣(明治学院大学准教授)
プレゼンテーションファイル:「アジアと韓国の高齢化をどうみるか(7786KB)」
14:30 セッション1 東南アジア各国の高齢化とその対応
1. タイ ウォラウェット・スワンラダ(チュラロンコン大学経済学部長)
プレゼンテーションファイル:「Population Ageing and Policy Responses in Thailand(2259KB)」(英語)
2. ベトナム トラン・ティ・ミン・ティ(ベトナム社会科学院家族・ジェンダー研究院副院長)
プレゼンテーションファイル:「Elderly Care in Ageing Society of Vietnam(3688KB)」(英語)
3. シンガポール サイモン・ピーター(アンモッキョファミリーサービスセンター)
プレゼンテーションファイル:「Ageing Society and Challenges in Singapore(7794KB)」(英語)
15:15 Q&A
15:30 休憩
15:45 セッション2 ケーススタディ:トヨタ財団助成プロジェクトを中心に
1. 地域高齢者保健福祉サービスの指導者養成プログラムの国際調和化
小川 全夫(アジアン・エイジング・ビジネスセンター理事長)
プレゼンテーションファイル:「International Harmonization of the “Training of Trainers” Program of Community Health and Social Services for Older Persons(1061KB)」(英語)
2. 高齢者の尊厳ある生き方を中心とする生活圏コミュニティ構築の仕組みへの模索
―フィールドを踏まえた日中間の学び合いを通して
李 妍焱(駒沢大学教授)
プレゼンテーションファイル:「グループリビングケア(GLC)が普及するコミュニティに向けて(5886KB)」
3. ダブルケアラー支援への提言―日本・韓国におけるダブルケアラー支援者実践者
の学び合いを通して
東 恵子(シャーロックホームズ理事長)
プレゼンテーションファイル:「ダブルケアラー支援への提言(3224KB)」
16:20 パネルディスカッション
モデレーター:金 成垣
パネリスト:小川 全夫、李 妍焱、東 恵子、河合 克義(明治学院大学教授)、催 鮮熙(韓国聖書大学教授)
17:00 Q&A
17:20 閉会挨拶 末廣 昭(学習院大学国際社会科学部教授、トヨタ財団国際助成プログラム選考委員長)
17:30 終了