プロジェクト成果物レポート
『石垣島で台湾を歩く―もうひとつの沖縄ガイド―』が刊行されました(地域社会プログラム)
情報掲載日:2012年4月2日
このガイドは、2009年度地域社会プログラムの助成により実施された「八重山―台湾関係を学ぶ教材開発プロジェクト」の一環で刊行されました。
石垣島のある八重山諸島は、台湾に最も近い位置にあります。石垣島から最も近い台湾の町までは、236キロメートル。なんと、那覇市よりも近いのです(石垣―那覇市までは411キロメートル)。そんな石垣島にとって身近な台湾ですが、「石垣島と台湾との関係」については、実はあまりよく知られていません。
本ガイドは、八重山の中・高生たちに、八重山諸島と台湾の関係性を知ってもらうことを目的に開発された学習教材です。どんな人も、楽しみながら気軽に学べるように、地域に住む台湾系の人びとのオーラルヒストリーや植民地時代の人の移動と歴史、台湾系の祭祀「土地公祭(豚祭り)」の楽しみかたなど、豊富な写真や図とともに、様々な角度から、「石垣島と台湾の関係性」を知ることができる「入り口」が設けられています。八重山と台湾の関係についてだけでなく、もう一歩踏み込んだ石垣島の魅力にも触れることができる一冊です。
※本ガイドは、全国書店でお求めいただけます。
当該プロジェクト概要に関しては、助成対象一覧【D09-L-241】をご参照ください。
書名 | 石垣島で台湾を歩く―もうひとつの沖縄ガイド― |
編著者 | 国永 美智子、野入 直美、松田 ヒロ子、松田 良孝、水田 憲志 |
発行 | 沖縄タイムス社 |
発行年月日 | 2012年3月3日 |
価格 | 1,575円(税込) |
ISBN | 978-4871272032 |
問い合わせ先 | yaeyama_taiwan×hotmail.co.jp(xを@にしてください) |