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プロジェクトイベント・シンポジウムレポート

4月1日(日)小中学生による「とさっ子駅弁」が販売されました(地域社会プログラム)

情報掲載日:2012年4月5日

イベント・シンポジウムレポート

4月1日(日)小中学生による「とさっ子駅弁」が販売されました(地域社会プログラム)

販売直前、班ごとに綿密な打ち合わせが行われます

本プロジェクトは、地元高知の有志からなる「土佐駅弁学会」と「とさっ子タウン」が「とさっ子駅弁開発プロジェクト」を結成して実施しているプロジェクトで、子どもたちの食育や社会参画を進めることを目的としています。当財団では、2010年度地域社会プログラムにおいて助成をしています。昨年4月のプロジェクト開始以来、一年間にわたって子どもたちは大人とともに協働し、地元高知の食材や多岐にわたる調理法、盛り付けやデザイン、さらには原価計算や販売戦略まで楽しみながら学んできました。その成果の一つとして、子どもたちが中心となって開発した3種類の駅弁を、JRの全面的な協力のもと実際に高知駅で販売するというのが今回のイベントです。

奥がはちきん地鶏弁
手前左がとさべん、右が野菜いっぱい弁当

春休みの最中に行われたこの日のイベントでは、多数の応募の中から抽選で選ばれた約20名の小中学生が3つの班に分かれ、JR高知駅のコンコースと、特急南風の車内で販売活動を行いました。

用意された駅弁は3種類。それぞれ「とさべん(1,000円)」「はちきん地鶏弁(900円)」「高知の野菜いっぱい弁当(800円)」。この一年間の学びの中で改良に改良が重ねられ、メニューが作られました。

JR高知駅ロータリーで元気よく販売

計200食近く用意された駅弁のうち、コンコースでの販売分約100食は子どもたちの見事な掛け声のもとわずか40分で完売。特急南風についてもほぼ完売しましたが、いくつかの売れ残りの結果からは、乗車する電車や時間帯によっても売れ方が全く異なってくるという、今後につながる貴重な示唆をも得たようでした。

なお、今後この駅弁は、継続的に高知駅構内で販売されるようです。子どもたちの思いが詰まった素敵な駅弁、お立ち寄りの際はぜひご賞味ください。本プロジェクトの概要は、助成の事例ページ地域社会プログラム「D10-L-1518このリンクは別ウィンドウで開きます」をご覧ください。また、「とさっ子駅弁開発プロジェクト」ホームページで活動の様子やイベントの予定などをご覧いただけます。

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