公益財団法人トヨタ財団

  • 研究助成ブログラム
  • 成果物(書籍・論文・映像等)

成果物『神と妖怪の防災学――「みえないリスク」へのそなえ』が出版されました

kenkyu
研究助成プログラム
seikabutsu
成果物(書籍・論文・映像等)

情報掲載日:2024年2月19日

神と妖怪の防災学
※画像をクリックすると出版社のサイトへジャンプします。

2017年度研究助成プログラムの助成プロジェクト「南海トラフ巨大地震の防災減災に向けた伝統的神社空間のもつ価値構造の再構築このリンクは別ウィンドウで開きます」(代表者:高田知紀氏、D17-R-0635)のプロジェクト活動の内容を含んだ書籍が成果物として出版されましたのでご案内いたします。

本書は、わたしたちが暮らす地域社会の安全で安心な暮らしに寄与することを目指し、日本の伝統的な知恵と現代の科学的知見を統合した地域防災の新たなアプローチを提案しています。伝統・科学・実践の交差点に焦点を当て、自然災害のリスクに直面する地域社会にとっての新しい知見となり、これからの地域防災において有益な指針を提供できることを願ったものです。

また、凄まじいスピードで科学技術が発展する現代において、神や妖怪をはじめ「みえないものを語ること」「わからないことに向き合う姿勢」の意義についても、本書がひとつの問いを投げかけることになればという思いが込められています。

ご関心のある方は是非ご一読ください。

ページトップへ