研究助成プログラム
seikabutsu
成果物（書籍・論文・映像等）
情報掲載日：2023年11月1日
2021年度研究助成プログラムの助成プロジェクト「24時間介助が必要な重度身体障がい者の就労にむけた実現戦略 ―介助付き就労を阻む社会システムの合理性を運動論から問いなおす」（代表者：嶋田拓郎氏、D21-R-0042）より、調査報告書と特設サイトが公開されましたのでご案内いたします。
【介助付き就労実態調査報告書】
日常生活において介助が必要な重度身体障がい者を対象に、介助付き就労の実態調査を実施し、64名からの回答がありました。多くの当事者が抱えている困難な実態や、当事者メンバーの報告が収録されています。本調査を通して、重度身体障がい者が介助を利用しながら働くことのできる社会をどのように実現できるのかを皆さんと一緒に考えたい、という思いが込められています。
▼全文PDFを一般社団法人わをんホームページで無料公開しています
https://wawon.org/work-with-care/assets/file/investigation_report.pdf
【特設サイト「なにそれ！？介助付き就労」】
当研究チームが制作したハンドブック「なにそれ！？ 介助付き就労」や「介助付き就労実態調査報告書」に、研究成果を加えた特設サイトができました。障がい者雇用の中でもまだスタートラインに立ったばかりの、介助を付けながら働くあり方について、多方面からの情報をまとめたウェブサイトです。
介助付き就労にまつわる制度のしくみや歴史にはじまり、これまで制度を牽引してきた障がい者運動のレジェンドたちの語り、これからの若い世代の様々なはたらく経験、特別支援学校で行った進路指導ワークショップの様子など、盛りだくさんの内容となっています。ぜひご覧ください。
▼HPはこちらからご覧ください
https://wawon.org/work-with-care/