2019年度特定課題 「先端技術と共創する新たな人間社会」の助成プロジェクト「インクルーシブなデジタルメディアの開発と検証 ―障害のある人のための創造的な活動とリハビリテーションのデザイン」（代表者：望月茂徳氏、D19-ST-0015）の成果の一環として、論文「Resonant Webs: An International Online Collaborative Arts Performance for Individuals with and without a Disability」が国際学術誌 10th EAI International Conference, ArtsIT 2021に掲載されました。

本論文は、オーストラリアと日本のアーティストが協力して開発された、国際的なオンラインを活用したサウンドアート・パフォーマンスの取り組みについて書かれています。具体的には、オーストラリアの知的障害のあるサウンドアートミュージシャンと日本の能楽師によるライブパフォーマンスにおいて開発されたオーディオデータを視覚効果に変換するインタラクティブなオーディオビジュアルアート作品のデザインと技術的な実装について明らかにしています。