2020年度特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」の助成プロジェクト「『MELSIT』というヴィジョン――領域横断的な『ELSI人材』モデルの共構築と人材育成の協働設計」（代表者：鹿野祐介氏、D20-ST-0024）の成果物としてインパクトアセスメントツール「モラル IT デッキ」が完成しました。

「モラル IT デッキ」は、Lachlan D. UrquhartとPeter J. Craigonによって開発されたインパクトアセスメントツール“Moral IT-Deck”を日本語化したものです。これは、科学技術が社会にもたらす様々な影響を、対話を通じて評価・検討するために用いることを想定して開発されました。
ELSI人材育成のための実践的ツールとして、大学等の研究教育機関での教材としてはもちろん企業においても研修等で活用できます。詳細は下記をご覧ください。どなたでも無料でダウンロードして使用することができます。
https://elsi.osaka-u.ac.jp/program_tool/2534

また「モラルITデッキ」の詳細や日本語化のプロセス、それを用いたインパクトアセスメント・ワークショップの効果的な実践方法についてはこちらで紹介されています。併せてご覧ください。
https://elsi.osaka-u.ac.jp/research/2644