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ラグビートップリーグ選手のメンタルヘルス不調の実態報告が国際学術誌に掲載されました

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成果物(書籍・論文・映像等)

情報掲載日:2021年2月10日

メンタルヘルス不調の可能性が高い選手の傾向

2019年度特定課題 「先端技術と共創する新たな人間社会」の助成プロジェクト「アスリートへのメンタルヘルス支援アプリの実装による効果検証 ―対人サービスへの先端技術導入の利点と課題の抽出 このリンクは別ウィンドウで開きます 」(代表者:小塩靖崇氏、D19-ST-0012)の成果の一環として、ラグビートップリーグ選手のメンタルヘルス不調の実態報告が国際学術誌 International Journal of Environmental Research and Public Health に掲載されました。

本調査は、アスリートと研究者の共同プロジェクトから生まれた取り組みです。日本のアスリートのメンタルヘルス実態が国際学術誌で報告されたのは初めてのことで、トップアスリートが主体的に調査にかかわったことで実現できた調査だったと言えるでしょう。今後、メンタルヘルス支援にどのようにICTツールが貢献しうるのかについて、助成プログラム「先端技術と共創する新たな人間社会」としても着目していきたいと思います。

●日本ラグビーフットボール選手会(JRPA)もウェブサイトにてこの実態調査報告へのコメントを寄せています。
アスリートもひとりの人間である。~メンタルフィットネス調査結果を受けて~このリンクは別ウィンドウで開きます

●NHK NEWS_WEB での紹介記事はこちら
“精神的不調”ラグビートップリーグ選手 調査で4割余りに上る

●調査報告の詳細は国立精神・神経医療研究センター(NCNP)ウェブサイトに掲載されています(和文)
https://www.ncnp.go.jp/topics/2021/20210204p.html

●論文情報(英文)はこちらからご覧いただけます。
https://www.mdpi.com/1660-4601/18/3/1205このリンクは別ウィンドウで開きます

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