トヨタ財団では、公募型助成/非公募型助成の2つの枠組みにおいて、現在7つの助成プログラムを実施しています。定常プログラムである「国内」「研究」「国際」の各助成プログラムでは、それぞれにテーマは異なりますが、社会とのつながりや関係性を基本的な考え方のベースとし、助成対象者や関係者との対話型コミュニケーションを重視して運営にあたってきました。
本特集では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、研修やワークショップ、シンポジウムなどの取り組みにおいて、従来の対面や直接交流を前提とした手法からの見直しや転換が求められるなか、助成機関の立場から、オンラインでの実施に関しての問題意識や現在までの試行についてレポートします。わずかなりとも、Withコロナ時代における各種活動のご参考になれば幸いです。
なお、トヨタ財団のオンラインの取り組みの一環として、YouTube公式チャンネルを開設いたしました。本特集で触れられている各プログラムの活動の一部も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
●トヨタ財団公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/TheToyotaFoundation
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