近年、世界中で発生している大きな自然災害がニュースをにぎわせています。日本でも地震や大型の台風が多発し、特に2019年には台風15号、19号をはじめいくつもの台風が激甚災害に指定されるなど、私たちの生活に大きな被害をもたらしたことは記憶に新しいことと思います。
東日本大震災以降「防災」というキーワードに注目が集まるようになりましたが、避難経路の確認や、いざという時の為に日頃から備えているかと問われると、完璧な準備をしていると胸を張って言い切れる方は、少ないのではないでしょうか。
今号の特集では、「防災」をテーマに国内、また海外にもその場を広げて活躍されている方々にお話しいただきました。
座談会でお話をうかがうなかで共通していたことは、防災は必要だと考えながらも、防災訓練や防災学習となってしまうと距離を置いてしまう人が多くいるということ。そして「防災」が日常に溶け込み、日頃から防災を意識できるような工夫をおこなう事が大切ということでした。
この特集が少しでも皆さんの「防災」の意識に変化をもたらすものとなれば幸いです。
※本ページの内容は広報誌『JOINT』に載せきれなかった情報を追加した拡大版です。
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