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情報掲載日:2016年6月2日


プログラム研究助成プログラム

助成対象プロジェクト「格差社会において様々な交換をアクティベートする実践的な分配の正義―共生人間科学に基づく社会の新たな価値創出―」(代表者:茂呂雄二氏、D15-R-0262)より、研究会(@東京)開催のお知らせが届きましたので、ご案内いたします。
 
本プロジェクトの概要については、助成対象者検索ページから【D15-R-0262】と入力して検索してください。
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本プロジェクトは、発達心理学の研究者と子どもの支援活動を担うNPOや任意団体が手を組み、こどもの発達支援活動を行い、その活動を通して社会資本の再分配を可能とするコミュニティの形成と、現代日本社会における「分配の正義」に向けた理論構築を目指しています。
本 プロジェクトの一環として、パフォーマンス心理学の最新成果である『パフォーマンス・ブレークスルー』(著:キャシー・サリット)の輪読を行います。本書 を通して学びの方法として注目されるインプロ(即興演劇遊び)について理解を深め、発達支援活動とインプロの可能性について議論します。
 
日時:6月11日土曜日 10時より
会場:青山学院大学 青山キャンパス14509教室(14号館5階)
内容:Cathy Salit (2016). Performance Breakthrough: A Radical Approach to Success at Work. Hachette.を素材にパフォーマンス心理学について議論します。
 
著 者サリットは、企業人や専門職向けの、インプロ(即興演劇遊び)を使った学習・研修を専門とする株式会社、Performance of a Lifetime社の社長であり、フォーチューン500社の会社幹部達へのアウトリーチ事業を、米国内外で行なっています。サリットの実践は、著名な経営 評論家ダニエル・ピンクのTo Sell Is Human(邦題:人を動かす新たな3原則)で、わざわざ1章を割いて紹介されていて、この新著も米国で評判を呼んでいます。
 
社名のPerformance of a Lifetimeは、1分間で自分の人生模様を表現することから始まり、協同で一つの物語を作るという、哲学者フレド・ニューマンが創造した、パフォーマンスメソッドにちなんでいます。
 
サ リット自身は、60年代後半、中2(8年生)で学校をドロップアウトし、社会活動家の母親とともにニューマンらのコミュニティー・ビルディングに参加し、 最初にやった活動は自分たちの学校(エリザベス・クリーニング店ストリート学校)を、廃業したクリーニング屋のビルに作ったりという早熟な社会アクティビ ストの経歴をもっています。歌手で女優でもあり、ニューヨークのオフオフ・ブロードウェイ劇場である、カスティロ劇場の座付きインプロ劇団「名うてのお間 抜け劇団=Provervial Loons」の舞台で歌い、踊り、即興の笑いを巻き起こしている現役の女優でもあります。
 
現在は、たくさんの企業アウトリーチを実践し、現在の社会経済的な役割や地位など、さまざまな制約に固まってしまった企業幹部や企業そのものを、インプロで解きほぐし、新しい創造性を育み、企業文化を再活性化するために、世界を飛び回っています。
 
この魅力的なキャシー・サリットの新著を、ぜひ皆様と共有したいと思っておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
 
参加費:学生  1000円
    有職者 2000円
    報告者 無料
 
参加申し込み、ならびにお問合せは、北本<s1421277@u.tsukuba.ac.jp>までお願いします。
 
 
 
 
 

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