2015年度トヨタ財団研究助成プログラム助成対象者のホアン・パブロ・アラングレン・ロメロさんが、助成プロジェクト「『聞くこと』の方法論―コロンビアの暴力の歴史に耳を傾ける―」（個人研究・D15-R-0242）について、コロンビアの全国紙からインタビューを受けました。

本記事では、心理学者であるホアン・パブロ氏がトヨタ財団の助成金を獲得して、政治的暴力を受けた人々や、そうした人々の経験を聞く立場にあるジャーナリスト等の職業・専門家に対し聞き取り調査を行うこと、調査・研究を通してコロンビア市民に内戦の証言にもっと耳を傾けるよう呼びかけていること等を紹介しています。

内戦・政治的暴力による傷について聞くことの難しさは何か？また、コロンビアでそういった問題に耳をふさいでしまうことのリスクは何か？といった質問に答えながら、研究によって何を目指しているのかを語っています。

詳細につきましては、El Espectador（スペイン語）の記事「被害者の声に耳を傾ける(Oído a las voces de las víctima)」をご覧ください。