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プロジェクト成果物レポート

成果物『ゲル地区の開発とコミュニティ』が出版されました(研究助成プログラム)

情報掲載日:2016年5月10日


プログラム研究助成プログラム
カテゴリNOctg01 ctg06

助成対象プロジェクト「未熟であることの効用―モンゴル、ウランバートルにおける都市開発戦略による市民参加の制度化と自助グループの非専門的活動―」(代表者:滝口良氏、D13-R-0212)より、成果物出版のお知らせが届きましたので、ご案内いたします。

本プロジェクトの概要については、助成対象検索ページから(D13-R-0212)と入力して検索してください。

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この本は、2013年度研究助成プログラムによる助成の成果物としてモンゴルで出版されました。

市場経済化後、モンゴルの首都ウランバートルは急速に発展し、1990年初頭に80万人であった人口は2016年現在で130万人を超えました。急速な人口増加に対して住宅供給がおいつかず、その人口の半数は「ゲル地区」と呼ばれる、市街地周辺部に広がるインフラの未整備な居住区で暮らしています。近年ウランバートルでは、ゲル地区から排出される煤煙や廃棄物による環境汚染が深刻な問題になっています。

 『Гэр хорооллын хөгжил ба олон нийт:Гэр хорооллын танилцуулга (Залуучуудад зориулав)(ゲル地区の開発とコミュニティ:若い人たちに向けたゲル地区案内)』は、忘れられた過去のゲル地区の姿を紹介するとともに、現在のゲル地区が置かれた状態を解説しました。また、今日ゲル地区で暮らす人々が様々な動機でグループを作り、菜園作りやフェルト作りを協力したり、地域の問題を解決している最新の取り組みを取り上げています。

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