プロジェクト成果物レポート
『革命後イランにおける映画と社会』が出版されました(研究助成プログラム)
情報掲載日:2014年11月13日
本書は、2012年度研究助成プログラムの助成対象プロジェクト「革命後イランにおける映画と社会の学際的研究――権威主義体制下の娯楽と抵抗の文化」(代表者:貫井万里氏)の成果物として出版されました。
プロジェクトでは、イスラーム革命後30年以上を経て、急速な変化を遂げているイラン社会について、イラン映画を取り巻く社会状況を中心に、経済学、歴史学、社会学、ジェンダー研究など、さまざまな切り口から分析が行われました。その成果は、2014年7月5日に早稲田大学で開催された公開シンポジウム「革命後イランにおける映画と社会」において、プロジェクト・チームのメンバーによって報告され、さらに本書にまとめられました。
映画を愛する学際的・横断的なメンバーが、イラン映画というレンズを通して、イラン社会の総合的な理解に迫るべく、多角的な視点を提示する、ユニークな一冊となっています。
助成プロジェクトの概要は、助成対象検索ページより【貫井 万里】で検索してください。
書名 | 『革命後イランにおける映画と社会』 |
編集 | 貫井万里、杉山隆一 |
発行者 | 早稲田大学イスラーム地域研究機構 |
発行年月 | 2014年10月 |