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プロジェクト成果物レポート

映画『鳥の道を越えて』が文化庁映画賞優秀賞を受賞しました(研究助成プログラム)

情報掲載日:2014年9月16日

いま、を生きる

『鳥の道を越えて』(監督:今井友樹)は、2011年度研究助成プログラムの助成によるプロジェクト「鳥と人の間にある『境界』を巡って――人の暮らしを支える『いのち』と『地域性』の考察」(D11-R-0241)の成果として制作されました。

本プロジェクトは、人間が自然とどのように向き合っていくのか、日常生活のなかで両者の「境界」が意識されなくなったのではないかという問題意識から、これからのあり方を明らかにしようとしたものです。鳥の狩猟や、鳥にかかわる多様な生業を営んできた人びとが、自然をどのように利用し、自然との目に見えない「境界」をどのようにイメージしてきたのか、地道なフィールドワークやインタビューを通じて描き出し、研究の成果を93分の映像作品にまとめました。完成した映画は、人が他の動物や自然環境とどのように共生し、地域や社会を維持するべきか、重要な示唆を与える内容となっています。

『鳥の道を越えて』は、10月末から劇場公開となり、シアター・イメージフォーラム(東京都渋谷区)でモーニングロードショーを行います。その後は名古屋シネマテークほか、全国順次公開予定です。
最新情報については、以下のサイトをご覧ください。

予告編https://www.youtube.com/watch?v=-YsjyKK2MOY
公式ホームページhttp://www.torinomichi.com
記録映画『鳥の道を越えて』facebookページ

プロジェクトの概要については、助成対象検索ページより【今井友樹】で検索してください。

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