財団からのお知らせ
1/21国際シンポジウム「多文化社会―国際的な人の移動と多様性のあるコミュニティ―」 開催のお知らせ(国際助成プログラム)
情報掲載日:2016年12月26日
公益財団法人トヨタ財団では、神戸大学国際文化学研究推進センター(Promis)と共に1月21日(土)、「海外移住と文化の交流センター」(於:神戸)において、国際シンポジウム「多文化社会―国際的な人の移動と多様性のあるコミュニティ―」を開催します。
日本を含むアジアおよび欧州の研究者・実務家から、国境を越えた人の移動にかかわる現状と課題、各地における取り組みの報告を通して、これからの多文化社会のあり方を考えます。また、議論を通して知見を共有し、シンポジウム参加者がそれぞれの国や地域での政策や取り組みに活かすためのヒントを探ります。ぜひ奮ってご参加ください。
【参加申し込み】 こちらのwebページからお申込みください。
【お問い合わせ】
メール:gicls-promis@research.kobe-u.ac.jp
電話:078-803-7494
【シンポジウム概要】
日時 2017年1月21日(土) 10:00~13:30
場所 海外移住と文化の交流センター 5階ホール(神戸市中央区)
言語 日本語、英語(同時通訳あり)
定員 80名(申し込み制)
参加費 無料
主催 公益財団法人トヨタ財団、神戸大学国際文化学研究科・国際文化学研究推進センター(Promis)
共催 日本学術振興会研究拠点形成事業(A.先端拠点形成型)「日欧亜におけるコミュニティの再生を目指す移住・多文化・福祉政策の研究拠点形成」、科学研究費(基盤研究B)「地中海の移民・難民問題とEUによるガバナンス形成−南欧諸国の戦略を軸に」(2016〜2019年度)
後援 神戸市
【プログラム】
9:30 開場
10:00 開会挨拶 遠山敦子(トヨタ財団 理事長)
10:15 基調講演
1. 地中海を渡る移民:海洋法と人権をめぐる諸問題 ジュゼッペ・カタルディ(ナポリ東洋大学 教授)
2. 移民子弟と多文化家族のための包摂的な社会の実現に向けて マルジャ・アシス(フィリピン・スカラブリニ移民センター ディレクター)
11:15 話題提供
1. 神戸定住外国人支援センター(KFC)による共生への模索 金宣吉(神戸定住外国人支援センター 理事長)
2. トランプ主義と移民保護都市 安岡正晴(神戸大学大学院国際文化学研究科 准教授)
3. 『寛容』を超えて―メコン地域における移住者の社会的包摂 針間礼子(メコン移住ネットワーク コーディネーター)
4. ハイブリッドなアイデンティティ:西ヨーロッパにおける市民的統合方針への挑戦を考える ウラディミール・クレック(神戸大学国際連携推進機構 特命准教授)
12:00 会場Q&A
12:10 休憩
12:20 パネルディスカッション
モデレーター:青山薫(神戸大学大学院国際文化学研究科 教授)
パネリスト:ジュゼッペ・カタルディ、マルジャ・アシス、金宣吉、安岡正晴、針間礼子、ウラディミール・クレック
13:00 会場Q&A(20分)
13:20 閉会挨拶 坂井一成(神戸大学大学院国際文化学研究科 教授)
13:30 終了