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財団イベント・シンポジウムレポート

「多文化共生フォーラム in Nagoya:多様性がもたらす豊かな地域社会へ」開催報告ができました!(国際助成プログラム)

情報掲載日:2014年12月19日

贈呈式フォト 画像をクリックすると報告書のPDFが開きます。

トヨタ財団では、名古屋国際センターとの共催により2014年8月23日(土)から24日(日)にかけて、名古屋国際センターにて「多文化共生フォーラム in Nagoya:多様性がもたらす豊かな地域社会へ」を開催しました。この度その模様をとりまとめた開催報告書が完成しました。
詳細は、表紙画像をクリックしてPDFファイルをご確認ください。

【開催概要】
日時:2014年8月23日(土)・24(日)
会場:名古屋国際センター 別棟ホール(全体会)及び展示室(分科会)
参加:1日目 219名、2日目 128名
共催:(公財)名古屋国際センター、(公財)トヨタ財団
後援:内閣府、総務省、外務省、自治体国際化協会、愛知県、名古屋市

ハイライト:2日間をふりかえって

いまここにある多文化共生

私たちを取り巻く環境に目を向ければ、様々な国籍・文化的背景を持つ人々と接する機会が身近に多くあることに気づかされます。スリランカ出身で羽衣国際大学准教授のにしゃんたさん、イラン出身の女優・タレントのサヘル・ローズさんのお二人に、聞き手としてダイバーシティ研究所代表理事田村太郎さんを迎え、日本に長く暮らす外国出身のお二人の視点を通して、日本社会のあり方と近年の変化についてお話いただきました。

受け手ではなく担い手に〜多文化共生の第2ステージ

日本に暮らす外国人永住者はおよそ65万人。この10年で約3倍に増えています。その活力を地域社会に取り入れていくためには、施策の受け手としてだけではなく、担い手としての外国人の果たす役割に着目し、主体的参加を促進することが必要です。多文化共生のこれまでを振り返り、これからの一歩について田村太郎氏(ダイバーシティ研究所代表理事)、山脇啓造氏(明治大学教授)のお二人にご講演いただきました。

「公教育」「政策」「つなぐ」という視点から

分科会では3つのテーマを設け、事例発表とディスカッションが行われました。各分科会で協働から生まれる学びあいの意義が共有され、海外ゲストからはアジアから見た日本の多文化施策にも言及がありました。

変わる地域コミュニティのかたち〜名古屋メッセージ

2日間にわたる知見と経験の共有を通じ、多様性を受け入れ、活力として活かしていく社会づくりをめざす「名古屋メッセージ」を採択し、発信しました。

「名古屋メッセージ」及び講演・分科会資料は下記からダウンロードできます。
トヨタ財団共催「多文化共生フォーラム in Nagoya」が開催されました(国際助成プログラム)

サヘル・ローズ氏(女優・タレント)

にしゃんた氏(羽衣国際大学 准教授)

田村太郎氏講演「『多文化共生』の果たしてきた役割とこれからの課題」

山脇啓造氏講演「総務省多文化共生プランから8年:地域から始まる次の一歩」

分科会1公教育のなかの挑戦

分科会2政策とコミュニティ

分科会3「つなぐ」人

全体会「新たな地域コミュニティの創出に向けて」

「名古屋メッセージ」を採択

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