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情報掲載日:2014年4月24日

2013年度国内助成プログラム助成金贈呈式を開催しました

2014年4月19日(土)、ハイアットリージェンシー東京(東京都新宿区)にて2013年度国内助成プログラム助成金贈呈式を開催いたしました。贈呈式は、助成対象者向け「ワークショップ」と「助成金贈呈式」の二部構成で実施し、約50名の方にご参加いただきました。

【第一部「みんなで考えるプロジェクト評価 -より良いプロジェクト運営のために」】

ワークショップに取り組む出席者と川島氏(右)

第1部ワークショップは、2011年度に地域社会プログラムの助成を受けられた川島崇照氏(一般社団法人まちネット育ちの種・理事)と川島亜希子氏、お二人のファシリテーションのもと、助成開始にあたって改めてそれぞれのプロジェクトがめざす地域社会の姿(目標・ビジョン)を明確にし、共有することを目的に実施されました。
はじめに、川島氏より「ビジョンとミッションとは」をテーマに簡単な講義が行われその後、活動地やテーマの異なる参加者が6グループに分かれて、ペアワークや個人ワークを行いました。ペアとなった相手の活動の将来像を、記者になりきってインタビューしたり、プロジェクトの将来イメージを描きつつ、未来の自分へのメッセージを考えたりするなど、豊富な内容で、和気あいあいとした雰囲気の中行われました。限られた時間ではありましたが、ワークを通じ、プロジェクトを運営していくうえで、ビジョンとミッションを明確に持って活動に取り組むことの大切さが共有されただけでなく、今後目指すべき未来像を明確に描くことで、今取り組むべき活動を改めて見つめ直す機会になったのではないかと思います。

【第二部「助成金贈呈式」】

遠山理事長(左)と贈呈書を受け取る歴史的建築物活用ネットワーク中島氏(右)

第2部の助成金贈呈式は、遠山敦子当財団理事長の挨拶で開会し、その後、国内助成プログラム選考委員小野川和延先生(社団法人海外環境協力センター・特別参与)より選考結果についてご報告いただきました。小野川先生は、近年日本においては、高齢化、少子化を背景に多様な地域課題が顕在化するようになり、民間の多様な力を活かして課題に取り組むことの重要性を指摘されました。
選考結果報告後は、助成対象者となった20チームより、1分間スピーチが行われ、各チームの方々より、プロジェクトの簡単な紹介と活動に対する想いや意気込みなどをお話いただきました。
助成金贈呈書は、全チームを代表し、「KUNIBO(くにたち地域在住外国人のための防災連絡会)(活動助成)」ならびに「歴史的建築物活用ネットワーク(地域間連携助成)」へ、理事長より授与いたしました。

贈呈式終了後に行われた懇親会では、参加者同士活発な交流が行われ、中には偶然の再会を果たした参加者もいらして、おおいに盛り上がっていました。活動地もテーマも異なりますが、様々な形で活動も人もつながっているということを改めて感じました。
2013年度国内助成プログラムの助成対象一覧は、「助成の事例」ページをご覧ください。

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