財団からのお知らせ
国内助成プログラム東日本大震災特定課題キックオフ会合を開催しました
情報掲載日:2014年4月23日
国内助成プログラム東日本大震災特定課題キックオフ会合を開催しました
キックオフ会合の様子
4月17日(木)、トヨタ財団は、東日本大震災特定課題キックオフ会合をホテル東日本盛岡にて午後3時より開催いたしました。
この特定課題では、復興まちづくりの経験の共有を目指して、岩手、宮城、福島の被災3県の被災地の団体が、奥尻、中越、阪神・淡路、玄界島の4つの被災経験地を訪問し、実地学習することを支援いたします。キックオフ会合では、この訪問学習を円滑に行うために、助成対象となった北上、釜石、大槌、陸前高田、南三陸、気仙沼、登米、石巻、仙台、岩沼、山元、いわきの各地からやってきた22団体の関係者と、受け入れを行う4つの被災経験地の担当者が顔合わせを行うとともに、問題意識の交換を行いました。またオブザーバーとして、復興庁、岩手、宮城、福島の各連携復興センターの関係者にご参席いただきました。
懇親会では助成金贈呈書の授与も行った
岩手日日新聞、岩手日報、岩手めんこいテレビ、NHK、河北新報、共同通信、盛岡タイムスなどのメディア各社が取材に来たことからも、このキックオフ会合への周囲の関心の高さがうかがわれます。翌朝には、NHK盛岡においても、会合の模様が放映されました。
会合の終了後には、ホテル東日本盛岡において懇親会を開催し、参加者間の親睦を深めるとともに、情報交換を行いました。奥尻、中越、阪神・淡路、玄界島からの受け入れ担当者の周囲には、話を聞きたがる助成対象者の人垣ができるほどでした。また、参加者からは、他の被災地とのネットワークができたことを喜ぶ声も聞かれました。
今後、これらの22団体の助成対象者たちは、続々と奥尻、中越、阪神・淡路、玄界島に向かって訪問学習の旅に出ることとなります。その様子についても、追ってご報告申し上げます。(広報担当:本多史朗)