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プロジェクト成果物レポート

「田村蕪式会社プロジェクト」蕪主優待の野菜が届きました!(国内助成プログラム)

情報掲載日:2014年12月25日

いま、を生きる

(写真1)蕪主優待の野菜やお茶

2012年度トヨタ財団国内助成プログラムの助成事業「さがしい仁淀川町の“もやいづくり”プロジェクト―奇跡の清流が流れる山間地域の地域再生―」(代表:川村奈美香氏)の活動の一環で実施されている「田村蕪式会社プロジェクト」では、高知県仁淀川町で古くから生産されてきた伝統野菜「田村カブ」を多くの方々に応援してもらうことを目的に、一口オーナー制度「蕪主」を昨年スタートしました(一口5000円)。
※2014年度の蕪主募集受付数は200口。

オーナーとなった「蕪主」には、田村カブの収獲時期である12月になると、「蕪券」と「蕪主優待」の仁淀川町特産品詰め合わせが届けられます(写真1)。箱の中には、田村蕪をはじめ、仁淀川町で生産されている様々な野菜や、南国土佐のお茶どころである仁淀川町自慢のお茶バラエティセットなどが入っており、仁淀川町の魅力がずっしりと詰まっています。

この「田村カブ」は、古く江戸時代から仁淀川町の田村地区を中心に栽培されてきた在来の赤カブで、仁淀川町の食文化を代表する、重要な野菜の1つです(写真2)。そんな「田村カブ」ですが、生産者の高齢化や環境等の変化の影響により、年々生産量が減少しているため、現在は高知市内の日曜市や地元の商店で細々と販売されているものの、ほとんどが農家さんの自家消費用の生産にとどまっています。

(写真2)田村カブは表面が鮮やかな赤紫色で、中身は白く柔らかいのが特徴

「田村蕪式会社プロジェクト」では、こうした現状を変えるべく、仁淀川町の宝である「田村カブ」の種を絶やさずに次世代に継承し、仁淀川流域の農産業を活性化していくことを目指し、様々な活動を実施しています。
みなさんも田村蕪と仁淀川地域の農産業の未来への投資を行ってみませんか?

今回ご紹介した「蕪主」とは別に、「田村蕪式会社プロジェクト」では、12月中旬から1月下旬にかけて「田村カブDays2014〜田村カブを食べようフェア」を開催しています。高知市内の様々な店舗で、この「田村カブ」を楽しむことができるようです。近く高知へ行かれる予定のある方、お近くにお住まいの方、「田村カブ」にご関心のある方。ぜひみなさん、お誘いあわせのうえ、遊びに行ってみてください。

「田村蕪式会社プロジェクト」の詳細は、こちらをご覧ください。

助成プロジェクトの概要は、助成対象検索ページより【D12-L-0082】で検索してください。

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