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JOINT36号 特集「ケアと家族」

誰もが聞いたことがある「ケア」ですが、その意味は一言では言い表せません。
最も身近なもののひとつは高齢者の介護でしょうか。
日本においてケア=介護のイメージが身近になった背景として、高齢者の増加、
それを支える介護保険などの公的制度の構築、
専門職としての介護福祉士の増加等が考えられます。

しかし、介護に留まらず、子どものケア、お肌のケア、道具のケアといった、
さまざまな場面で「ケア」という言葉が使われます。
また、対象に直に触れて「お世話をすること」だけでなく、
関心を持って「気にかけること」も「ケア」と言えるでしょう。

「ケア」には、身体とこころの両面で非常に近い関係であること、
つまり親密であることが前提にあるのではないでしょうか。
「家族・親族」は、最も身近な「ケア」の担い手としての役割が期待されてきました。
他方、こうした「家族・親族」への期待が、過度な負担として社会的な課題だと認識された結果、
公的な仕組みの充実化や専門職の増加につながりました。

こうして「ケア」を家族だけに背負わせないこと、
つまり社会化することが推進され、負担の軽減が目指されてきましたが、
新型コロナウイルス感染症の拡大は、この動きに対して極めて大きな逆風となっています。

今号より数回にわたり、さまざまな助成プログラムを通じて
「ケア」に関するプロジェクトを実施してきた方々と、
「ケア」についての議論を掘り下げていく予定です。

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