プロジェクト成果物レポート
『津波のあいだ、生きられた村』が著作賞を受賞しました(社会コミュニケーションプログラム)
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プロジェクト成果物レポート
情報掲載日:2021年9月8日
2018年度社会コミュニケーションプログラム「記憶の分有―災害にレジリエントな社会形成に向けて―」(代表者:岡村健太郎、D18-SC-0004)の成果物として出版された『津波のあいだ、生きられた村』が、2021年日本建築学会著作賞を受賞されました。
当プロジェクトは、3度の大津波を経験してきた岩手県大船渡市綾里地区を対象とし、100年という長期的な時間軸の中で、災害と災害の間に社会や空間がどのように変化し次の津波に備えてきたかについて、建築学、文化人類学、防災学など、様々な分野の研究者らが横断的に調査をおこなったものです。
トヨタ財団の選考委員会においても、東日本大震災を長期的な歴史の上に位置付け、地域の過去や未来をとらえようとする姿勢が高く評価されていましたので、今回の受賞の一報を受け大変嬉しく思います。
●著作賞の詳細については、一般社団法人日本建築学会ウェブサイトに掲載されているこちら(https://www.aij.or.jp/images/prize/2021/pdf/4_award_001.pdf)をご覧ください。
●書籍の詳細・購入は「版元ドットコム」のウェブサイトよりご確認ください。