プロジェクト成果物レポート
NPO法人シャプラニール=市民による海外活動の会より「国際協力におけるより良いパートナーシップの構築と普及を目指して〜シャプラニールの経験と現地NGOパートナーとの国際会議の報告書〜」が発行されました。(アジア隣人プログラム)
情報掲載日:2013年11月26日
本冊子は、当財団の2012年度アジア隣人プログラム特別企画の成果物として制作され、南アジアで40年にわたり支援活動を実施してきたNPO法人シャプラニール=市民による海外活動の会(以下シャプラニール)が、1996年より取り組んできた「パートナーシップ方式」による開発協力活動を振り返り、改めてパートナーシップを定義し、パートナーシップで事業を実施することの意味と今後の在り方についてまとめたものです。
1970年代の活動開始当初から、バングラデシュ、ネパール、インドの活動現場において現地事務所を設置し、日本人駐在スタッフと現地スタッフによる「直接運営方式」の支援を行ってきたシャプラニールが、1990年代末よりすべての活動を現地NGOとの「パートナーシップ方式」へと切り替えてきた経緯やシャプラニールのパートナーシップの在り方とその特色が経過を追ってまとめられています。南北NGOのバランスや資金とパートナーシップの対等性に関する論点整理やシャプラニールの支援に関する日本の他NGO団体リーダーによる座談会の模様も収録され、内部の振り返りにとどまらず、国際協力活動の大きな流れの中でシャプラニールが果たしてきた役割やポジション、今後に向けたあり方を俯瞰する内容となっています。
シャプラニール自身にとってのパートナーシップの総括と今後の在り方の提言であると同時に、これからパートナーシップ方式を進めようとする日本のNGOにとっても非常に有益なメッセージとなっています。
助成プロジェクトの概要は、助成対象検索ページより【D12-N-0080】で検索してください。
報告書タイトル | 国際協力におけるより良いパートナーシップの構築と普及を目指して〜シャプラニールの経験と現地NGOパートナーとの国際会議の報告書〜 |
編集・発行 | NPO法人シャプラニール=市民による海外活動の会 |
問い合わせ先 | info@shaplaneer.org |
発行日 | 2013年10月 |