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財団イベント・シンポジウムレポート

9/26(水)、9/27(木)公募説明会@島根(松江、浜田)を開催しました(国内助成プログラム

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    イベント・シンポジウムレポート

情報掲載日:2018年9月28日



島根県内の助成団体が一堂に会し、毎年春と秋の2回開催されております「県内4団体助成金合同説明会」にお招きいただき、2会場(9月26日(水)松江会場:島根県民会館、9月27日(木)浜田会場:いわみぷらっと)にてトヨタ財団「国内助成プログラム」についてご説明いたしました。

松江会場、浜田会場ともに各々約30名の方に島根県内や島根県周辺の県の各地からご参加頂きました。

両日ともに3部制での説明会の構成になっており、第1部では、トヨタ財団のプラグラムオフィサー喜田より「国内助成プログラム」についてご説明いたしました。弊財団の助成プログラムの趣旨や大切にしている視点、そして「しらべる助成」と「そだてる助成」の二つの枠組みを設定していることをお伝えし、特に「しらべる助成」に重きをおいて実際に助成を行った団体の事例などを交えてお話をさせて頂きました。調査では課題を可視化すること、そして調査を通じて関係者を巻き込むことが大切だということをお伝えし、また調査を行うことによって新しい課題の発見や意識共有ができ、事業への準備として活かすことができることなど、調査のメリットについてもご説明しました。

また、「そだてる助成」では企画書作成時の留意点について、そしてポイントをお伝えし、応募する段階で現状把握がしっかりなされていない場合には「しらべる助成」への応募をお勧めしました。やりたいことありきではなく、地域でどのような変化を起こしたいのかを意識することや、様々な方と意見交換をして企画書を作り上げていって頂きたいとお伝えしました。

最後には会場でお配りした成果報告書についてご紹介させて頂きました。応募される方、そして応募されない方にも事業のヒントが沢山掲載されているのでぜひご覧になって頂きたいとお伝えしました。

質疑応答:松江会場

Q:一つの団体で複数の事業を行っている場合は、複数で応募することは可能か?

A:複数の事業で同時に応募は可能だが、同じ団体から複数応募いただいて複数採択される可能性は低い

Q:一つのプロジェクトに対して、他からの助成金が入っていても問題ないのか?

A:問題ない。企画書の最後のページに他の助成金の詳細を記載する箇所があるので、そちらに記載して頂きたい。トヨタ財団からの助成金がどのような役割を果たすのか確認している。

質疑応答:浜田会場

Q:しらべる助成に応募した場合、助成を受けた場合は、かならずそだてる助成にも応募しなければならないのか?

A:しらべる助成に応募または助成を受けたとしても、そだてる助成に必ず応募しなければならないということはない。

Q:しらべる助成を経て、そだてる助成で採択されている件数の実績を教えて頂きたい。

A:採択の実績は昨年度でそだてる助成16件の採択であったが、しらべる助成を経て、そだてる助成で採択されたのは2件でした。

Q:地域別の助成実績を教えて頂きたい。

A:助成実績はHPにニュースとして掲載をしている為、データが格納されていないので検索しないと見ることはできない。東京や神奈川など人口が多い地域と応募が比例している状況になっている。ただ採択については中国地方での採択の実績も多くみられています。

Q:トヨタ財団以外にも申請している他の助成団体からも助成金を獲得することができた場合には、どのようにすればよいか?

A:企画書の中に他の財源の獲得状況を記載する箇所があるので、そちらに記載して頂くことと、重複の状況をヒアリングさせていただいております。


第3部では、個別相談の時間が設けられ各々の助成団体が、応募を検討している各団体より個別相談の対応を行いました。



【島根県内の参加4団体】

・しまね自然と環境財団(しまね環境保全活動助成金)
・しまね文化振興財団 (公益信託しまね文化ファンド)
・公益財団法人しまね女性センター(公益信託しまね女性ファンド)
・ふるさと島根定住財団(地域づくり応援助成・UIターン定着支援交流事業)

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