9月30日（土）『自閉症スペクトラム成人の“住居の選択肢”調査報告会―「ＧＨ(グループホーム)」＋「アパート」暮らしを考える』が開催されます。

こちらの報告会は2016年度国内助成プログラムの助成対象である『「GH」+「アパート」 ―自閉症スペクトラム者の住居の選択肢調査』（代表者：NPO法人グループゆう 中村祥子氏、助成番号：D16-LR-0161） の一環として開催されるものです。

自閉症スペクトラム成人の就労支援の中で親の高齢化に伴う「住居の自立」が課題となっています。本調査では、住居の選択肢に従来のグループホーム(GH)のほかに「アパート」を加えることを想定したニーズの調査を実施しました。当事者が自立を躊躇する要因として、生活スキル(自分で起きる、衣服を選ぶ、清潔を保つ等）の不安も想定されるため、その対策として、アセスメントによる生活スキルの把握と訓練支援、生活力不足をサポートするヘルパーの利用や不動産事業所・家主の理解等、一人暮らしを維持継続する為に必要な環境整備を視察を含めて調査し、報告書にまとめました。


※今回の調査報告書は後日(11月頃)ホームページに掲載される予定です。