本書は、トヨタ財団2016年度国内助成プログラム「しらべる助成」を受けて実施された「福祉現場で企業人が活躍―副業規制緩和による新たな就労機会の創出」（代表者：NPO法人きょうとNPOセンター　中村　正氏、助成番号：D16-LR-0066）の調査報告書として出版されました。

「福祉職」は、対人援助職として重要な業種の一つでありながら、一般就労職種の中においてなかなか人材の確保が難しく慢性的に人材が不足しています。そこで京都府内の各中小企業における「副業禁止及び規制」状況の実態把握と、福祉職に限定して副業（アルバイト雇用）が可能になった場合、社員の就労ニーズがあるかどうか、福祉事業所の受け入れニーズ、双方の相乗効果及び課題等を京都府内の中小企業とその社員及び福祉事業所を対象にアンケート及びヒアリング調査を行いました。
その調査に基づいた分析結果をまとめ、本報告書が作成されました。

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