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学術誌『瀬戸内海』82号に助成の成果が掲載されました

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研究助成プログラム
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成果物(書籍・論文・映像等)

情報掲載日:2021年11月18日

2019年度研究助成プログラムの助成プロジェクト「きれいな海から豊かな海への実現戦略 ―瀬戸内海の環境と資源のマネジメント 」(代表者:山口一岩氏、D19-R-0050)の成果が学術誌『瀬戸内海』82号に掲載されましたのでご紹介いたします。

掲載された概要は以下のとおりです。

日本の食文化の中には「旬」という概念があります。前稿(81号掲載)では、具体的な「魚介類の旬」については、筆者の経験則を基に整理しました。

本稿では、「一年を通じておいしいとされる魚」として、 昭和初期に日本で初めて魚類養殖に成功した香川県の「養殖ハマチ」 や、魚以外の水産物で、はっきりとした「旬」という概念がない、甲殻類(ガザミ、クルマエビなど)、頭足類(イカ類、タコ類)、貝類(タイラギ、マガキなど)、藻類(ノリ、ワカメなど)の特長について紹介します。

「旬」のとらえ方は、個人個人で様々であり、整理することが難しいことがあらためて理解された。
このような「旬の魚」の話を、家庭や職場ですることにより、水産物をもっと身近なものとして感じ、よりおいしく食べてもらえたら、筆者としてはうれしいかぎりです。

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