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成果物『日本で働くー外国人労働者の視点からー』が出版されました

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研究助成プログラム
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成果物(書籍・論文・映像等)

情報掲載日:2021年5月13日

『日本で働くー外国人労働者の視点からー』

2015年度研究助成プログラムの助成プロジェクト「現代日本における周縁労働市場の再編を移動する者たちの視点から理解する―新しい支援スキームの構築のために―このリンクは別ウィンドウで開きます」(代表者:崔博憲氏、D15-R-0369)より成果物が出版されましたのでご案内いたします。

本書は、2015年の研究助成「現代日本における周縁労働市場の再編を移動する者たちの視点から理解する―新しい支援スキームの構築のためにD15-R-0369」((A)共同研究助成)の成果物で、現代日本における周縁労働の中核的担い手となっている外国人労働者についての研究成果になります。内容は、社会構造や法といった点から近年の外国人労働者の受け入れの拡大を分析したうえで、国内外での行ったフィールドワークや聞き取り調査から得られた知見をまとめ、ベトナム、フィリピン、タイ、メキシコ、ブラジル、カメルーン、中国等から日本に働き来る/来た人びとの実態について考察したものとなっています。本書の特徴としては、外国人労働者への依存度が増している日本社会の実情を明らかにするとともに、当事者である外国人労働者や送り出し社会の側の視点を重視していることにあります。

当プロジェクトの実施報告書 はトヨタ財団ウェブサイトからご覧いただけます。

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