特定課題
先端技術と共創する新たな人間社会
プログラムの趣旨
2018年度より<特定課題>「先端技術と共創する新たな人間社会」を設けました。AI や IoT、ビッグデータ、ロボット、ブロックチェーンなど、先端的な科学技術をめぐる社会的諸課題に対応する研究プロジェクトが対象となります。
選考委員長選後評
2022年度選考委員長選後評
なお、これ以前ものに関しましては年次報告書をご覧ください。
助成番号 | 題目 | 代表者氏名 | 代表者所属 肩書 | 助成金額(万円) |
共同研究プロジェクト | ||||
D22-ST-0013 | Infrastructuring Living Labs―リビングラボ実践を支えるインフラストラクチャ構築 | 赤坂 文弥 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究員 |
800 |
D22-ST-0016 | 新しい贈与経済圏の構築―ブロックチェーン技術の社会的有用性の検証を通じて | 大黒 健嗣 | 大黒株式会社 代表取締役 |
830 |
D22-ST-0019 | 相互扶助関係を構築するメタバース空間とNFCを活用した服薬支援システムの基礎研究 | 中村 賢治 | 群馬大学 数理データ科学教育研究センター 講師 |
770 |
D22-ST-0028 | 近未来社会における新しい自由意志・責任概念 | 稲荷森 輝一 | 北海道大学大学院文学院 博士後期課程 |
300 |
D22-ST-0030 | 人工知能と虚構の科学―AIによる未来社会の想像力拡張 | 大澤 博隆 | 慶應義塾大学 理工学部管理工学科 准教授 |
800 |
小計 5件 | ||||
個人研究プロジェクト | ||||
D22-ST-0006 | デジタルプラットフォームによる地域の文化資源継承支援モデルの構築―市民参加型GISの実践活動を通して | 楠瀬 慶太 | 高知工科大学地域連携機構 客員研究員 |
130 |
D22-ST-0007 | テクノロジーの利用が認知機能に与える利益・不利益の解明 | 小林 正法 | 山形大学人文社会科学部 准教授 |
170 |
D22-ST-0009 | 糖尿病診療でのPHRアプリケーションの普及、継続および利活用における、患者側および医療従事者側の有する問題点の調査 | 龍岡 久登 | 関西ヘルスケアサイエンスインフォマティクス 代表理事/ 医療法人はじめ会 ゆうき内科 医師 |
120 |
D22-ST-0012 | 科学と技術は貧困を解決しうるか―GIS(地理空間情報システム)×福祉行政情報を用いた利活用(沖縄の貧困問題を例に) | 桜井 啓太 | 立命館大学 産業社会学部現代社会学科 准教授 |
180 |
D22-ST-0023 | 東洋的視座から考察する技術と共創する人間観・生命観 | 松原 妙華 | 東京大学大学院情報学環 特任助教 |
100 |
小計 5件 | ||||
合計 10件 |
助成概要
公募期間 | 2022年9月26日(月)~2022年11月30日(水)15時(日本時間) |
助成分野 | 先端的な科学技術によってもたらされる社会的諸課題にかかわる分野 |
応募要件 | ・プロジェクト代表者の主たる居住地が日本国内で、且つ日本語で日常的なコミュニケーションがとれること(応募書類の 受け付けは日本語のみ)。 ・先端的な科学技術をとりまく社会的諸課題の解決に資するプロジェクトであること。技術開発が主たる目的の研究・活動 は認められません。 ・助成期間中は財団と連絡を密に取り、財団が主/共催するシンポジウム等に参加すること。 【共同研究プロジェクト】 ・2 名以上による共同研究プロジェクトで、代表者の年齢が助成開始時に45 歳以下であること。若手を中心にさまざまな 世代による協働プロジェクトを奨励します。所属・経歴等は不問。 ・文系と理系、研究者と実践者など、分野・領域を架橋するプロジェクトand/or 国際的な研究・活動に資するプロジェク トであること。設定した課題に対して、必要且つ適切な広がりをもつ分野・領域横断的なチームを形成すること。 ・書籍、映像、シンポジウム等、具体的な成果/成果物の内容を計画に組み込み、助成期間中に達成できるよう取り組むこ と。 【個人研究プロジェクト】 ・助成開始時の年齢が40歳以下であること。所属・経歴等は不問。 ・先端的な科学技術をめぐる諸課題に対し、若手研究者が独創的・野心的にアプローチする萌芽的研究プロジェクトである こと。柔軟で新規性に溢れた発想に基づくプロジェクトを歓迎。 ・(萌芽的/個人研究であることから)研究成果の発信/社会的還元の程度は問わないが、研究の社会的インパクトを意識 し、個⼈の業績が主⽬的の企画内容ではないこと。 ・共同研究等への展開が期待される将来性のあるプロジェクトであること。 |
助成金額 | 助成金総額:4,000万円 共同研究プロジェクト:3,500万円程度(1件につき500万円〜1,000万円程度) 個人研究プロジェクト: 500万円程度(1件につき100万円〜200万円程度) |
助成期間 | 2023年4月1日から最長 3 年間(登録時に 1 年間、2 年間、3 年間のいずれかを選んでください) |
助成の決定 | 國吉康夫(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)を委員長とする外部有識者による選考委員会によって審議の上、 トヨタ財団理事会において決定いたします。 |
公募説明会
下記のオンライン説明会は、終了しました。
*各回とも同じ内容です。
*各回定員100名、先着順、それぞれ開催前日(土日を除く)の正午まで受け付け、
詳細は開催前日までにメールにてご案内します。
*説明会への参加は必須ではありません。
*個別の事前相談も受け付けています。詳しくは、募集要項をご覧ください。
日時 | お申込みフォーム |
10月4日(火)16時〜17時 【受付は終了しました】 | https://forms.gle/gSHHTEcoUqf9RRVC9![]() |
10月17日(月)13時〜14時 【受付は終了しました】 |
応募について
11月30日(水)をもって、公募期間は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
・2022年度募集要項(1451KB)
・基本情報シートサンプル(共同研究・個人研究共通)(109KB)
・企画書サンプル(共同研究プロジェクト)(345KB)
・企画書サンプル(個人研究プロジェクト)(228KB)
過去のワークショップ
<2018年度助成プロジェクト実施報告会>
当プログラム初年度となる2018年度の助成対象者による実施報告会(581KB)をオンラインにて開催しました。
<コロナ時代における先端技術と社会>
2020年10月7日に助成対象者によるワークショップ『コロナ時代における先端技術と社会 』を開催しました。