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プロジェクト成果物レポート

論文「「地域の物語」の再生と自治の諸相」がフランスの専門誌"Projets de paysage"に掲載されました(社会コミュニケーションプログラム)

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情報掲載日:2021年3月8日

画像をクリックすると専門誌"Projets de paysage"のウェブサイトへ飛びます

2015年度助成対象プロジェクト「小規模自治体の固有性・持続可能性を支える自治の諸相の実証解明―1960年代以降のガバナンス・風景・公共圏の変遷を巡る「日独仏」の構造比較―このリンクは別ウィンドウで開きます」(代表者:山田圭二郎氏、D15-R-0519)、ならびに後継として社会コミュニケーションプログラムで実施された2018年度助成対象プロジェクト「未来を展望する「地域の物語」再生プログラム―自治体・共同体の自己実現の物語を、公共圏、風景、ローカル・ガバナンスから捉え直す―このリンクは別ウィンドウで開きます」(代表者:藤倉英世氏、D18-SC-0005)の成果の一環として、フランスの専門誌"Projets de paysage"に論文(日仏)が掲載されました。日本とフランスの存続が危ぶまれていたいくつかの小規模自治体を、独自の比較軸を用いて調査・分析されています。
以下の、専門誌"Projets de paysage"のウェブサイトから、論文を全て閲覧できます。どうぞご覧ください。
https://journals.openedition.org/paysage/13481このリンクは別ウィンドウで開きます

「地域の物語」の再生と自治の諸相 公共圏的空間、風景、ローカル・ガバナンスを巡る日仏構造比較

概要:今日、日本では、多くの自治体・地域が少子高齢化、人口流出等の大きな社会環境の変化に直面し、存続の危機に晒されている。しかし本来、自治体や地域とはいわば「自治の器」であり、多様な〈主体〉が互いに拮抗しつつ、共通利益や社会システムの改善を模索していく〈場〉である。
本稿は、日仏の小規模自治体・地域が共に1960年代以降存続の危機に晒されながら、自らの存続可能性を追求しえた理由は何か、そこに風景はいかなる役割を果たしたかを明らかにすることを目的とした。
比較分析には空間−社会構造図という独自の手法を適用した。
結果として、対象地域がその存続可能性を追求しえた過程には、共通して4つの契機からなる「地域の物語」の再生という道筋が確認され、その原理的考察から「自己了解」「他者性の内部化」「公共圏的空間」という鍵概念が抽出された。〈風景〉はこの過程で、「物語の書き換え」即ち「未来の価値を創造しつつ自らの過去の蓄積の意味を読み換える」という座標軸の転換を促していた。

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