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プロジェクトイベント・シンポジウムレポート

被災地再建研究グループによる公開シンポジウム『「東日本大震災」を検証する』が開催されました

情報掲載日:2014年9月18日


プログラムコミュニケーションプログラム
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被災地再建研究グループによる公開シンポジウム『「東日本大震災」を検証する』が開催されました

シンポジウムの様子

9月13日(土)に山田町中央公民館、9月14日(日)に大槌町中央公民館にて、日本地理学会被災地再建研究グループ・東北地理学会の主催による、公開シンポジウム『「東日本大震災」を検証する』が開催されました。
このプロジェクトは、2012年度に東日本大震災特定課題の助成を受けて活動したチーム(D12-EA-1017 代表者:岩船 昌起 鹿児島大学特任教授)が、仮設住宅での被災者の暮らしや住宅そのものの設計などを調査し、復興公営住宅などの住まいづくりとまちづくりについて、検証・提言を行った後、その成果をより広く周知・発信してもらうために2013年度の社会コミュニケーションプログラムの助成を受け(D13-SC-0003)、岩手県の山田町、大槌町にて公開シンポジウムを開催したものです。

9月13日(土)は、山田町の秋祭りと重なってしまったにも関わらず、地元自治体、住民の方を含めて約40名の参加があり、午前中は「山田町中心地での津波災害の検証する」、午後は「被災者の生活から“まちづくり”を考える」と題して、5名の研究者による講演、それに引き続いての参加者全員による総合討論が行われました。会場の地元住民の方からは、「せっかくのデータ。自治体への働きかけをお願いしたい」、「魅力ある“まちづくり”に対するアドバイスを」等の意見がありました。

シンポジウムの様子

9月14日(日)は、場所を大槌町に場所を移し、午前中は「大槌町での津波対策を考える」、午後は「被災者の生活再建と“こころのやすらぎ”と健康を考える」と題して、研究者6名と大水副町長による講演、引き続いての総合討論が行われました。会場には、前日同様約40名の参加があり、熱心な討論が行われました。「研究者(外部の知見)と地域コミュニティ(住民)の協力によって地域防災計画を作り、それを常に見直すことによって防災意識の伝承を図ることが重要」、「郷土芸能は地域の宝。それによって地域社会への愛着と誇り(アイデンティティ)を育むことも復興の姿」等の意見がありました。

復興工事の様子

9月15日(月)は、主催関係者約20名で東日本大震災から3年半を経過した山田町と大槌町の様子を見て歩きました。敬老の日の祭日であるにも関わらず、土砂を満載した多くの大型ダンプカーが走り回り、重機が稼働するなど、復興に向けた工事が真っ盛りでした。

臼澤鹿子踊り

途中、子どもさん達による大槌町の「臼澤鹿子(しし)踊り」を見せていただいたり、数えきれない数のカキの養殖筏が浮かぶ山田町の海を見たりと、復興に向けた着実な歩みが実感されました。

山田町の海

当該プロジェクトの概要は、「助成対象者検索」ページにて「岩船 昌起」と入力して検索してください。

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