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プロジェクトイベント・シンポジウムレポート

「教育の国際化対応を考える円卓フォーラム」が開催されました(国内助成プログラム)

情報掲載日:2014年3月25日

イベント・シンポジウムレポート
教育の国際化対応を考える円卓フォーラム

教育の国際化対応を考える円卓フォーラムが開催されました(国内助成プログラム)

円卓会議の様子

3月23日(日)、筑波大学にて「教育の国際化対応を考える円卓フォーラム」が開催されました。本フォーラムは、2012年度国内助成プログラムの助成により実施されている「茨城の外国人児童生徒の学習環境向上プロジェクト」(D12-L-0439、代表横田能洋氏)の一環で開催されたものです。

フォーラムは、田巻松雄宇都宮大学国際学部長による講演と茨城県内の小中学校関係者、市・県教育委員会、ボランティア、NPO関係者12名による円卓会議と二部構成で実施されました。

田巻氏の講演では、外国人児童生徒(日本語を母語としない生徒)をめぐる現況、課題、宇都宮大学を中心に実施している「HANDSプロジェクト」の概要について報告が行われました。外国人労働者を事実上受け入れてきた日本社会の責任として支援を行う必要があること、また適切な支援を受けずに高校進学せず、「下層」として固定されてしまうことは日本社会にとってリスクとなる、むしろ複数の文化を持つ子供たちを将来のグローバル人材候補生としてとらえることが重要であると指摘されました。

円卓会議では、外国人児童生徒の支援に関わる関係者が立場を越えて、率直な意見交換が行われました。とりわけ、現在文部科学省で検討が進められている日本語指導が必要な児童生徒に対する「特別な教育課程」に関する新制度について議論がなされ、それぞれの現場で、状況に合わせて適切に運用していくことが重要であるということが確認されていました。

子ども一人ひとりが抱えるニーズは、多様であり、制度で一律に課題を解決することは困難な中、現場で孤軍奮闘されている先生やボランティアの方を支えるしくみが必要です。円卓会議では、継続した情報交換、教員研修の体制づくりも必要であると提言されていました。

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